『Blanc』(2001年・バウハウス刊、撮影/平地 勲)より
この写真のような大人びた表情はこれまでしたことがなく、大人っぽさを引き出してもらうきっかけになったと思います。グラビアを見て「この子は良い目をしている」と、昼ドラの主演が決まったこともありました。笑顔だけではない、自分の持っている様々な表情を引き出してもらった経験は今、女優として役を演じるうえで、とても生きているなと感じています。
【プロフィール】さくらい・あつこ/1973年1月5日生まれ、埼玉県出身。原宿でスカウトされ、1991年ドラマ『葡萄が目にしみる』でデビュー。1998年から2003年まで放送のドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)で宮下佳奈役を演じ人気を博す。ドラマ『おみやさん』(テレビ朝日系)では2002年から2010年にわたって主人公を支えるヒロイン役を務めた。9月13日から23日まで、あうるすぽっと(東京都)で公開の朗読劇『予告犯』に出演予定。
※週刊ポスト2018年7月20・27日号