スポーツ

貴乃花夫妻の「実質的に別居状態」と景子さんの“放任”

貴乃花親方とは別居状態だという景子さん

《生きてますよなかなか死ねないです》──貴乃花親方(46才)から受け取ったメールを川崎麻世(55才)がブログで明かしたのは、8月25日のことだった。親方とは8年来のつきあいである川崎は、緊急搬送の報道を見て心配になり連絡を取ったという。

 その4日前の21日、貴乃花親方は夏巡業先の秋田県で倒れ、地元の病院に運ばれていた。24日に都内の病院で検査を受けた結果、心臓や脳などに問題はなかった。しかし、運ばれた時にはけいれんを起こし、意識不明の状態だった。

 川崎は《冗談混じりで貴ちゃんらしく安心した》とブログでつづったが、貴乃花部屋の関係者たちは件のメールを“冗談”と笑い飛ばしにくい状況にある。

「昨年の秋、貴乃花親方はモンゴル人力士の間で起きた暴行問題をめぐって相撲協会に反旗を翻しました。今年2月には閉鎖的な協会の改革を目指し、相撲協会理事候補選挙に立候補しています。けれど、結果は惨敗。その上、一門も消滅。さらには靴職人兼俳優の長男・花田優一さん(22才)が対立する親方の娘との離婚危機を報じられるなど、災難が続いています。さまざまな心労が重なったことが倒れた原因かもしれません」(相撲関係者)

 貴乃花親方の“四面楚歌”ぶりは、妻の景子さん(53才)の言動からも浮き彫りになっている。

「景子さんは、“病院には部屋の若い人たちが行けばいい。私はほかに用事があるから”と言って、病院に行くつもりはなかったようです。ご自身の講演会などで忙しくされていますし、親方は自分で対応できると考えているのでしょう」(花田家の知人)

 この知人によれば、貴乃花夫妻は今、「実質的に別居状態にある」という。

「最近、親方は貴乃花部屋に引きこもるように弟子たちと寝食を共にしていました。しかし、景子さんは時折、部屋に顔を出すものの泊まりはしません。一連の親方の“戦い”につきあう中で、疲れ果ててしまったのでしょう。今では親方のやることに放任、悪く言えば“シカト”している状態です」(前出・相撲関係者)

 本誌・女性セブンは、1人で車に乗り込もうとする景子さんを直撃したが、彼女は何も語らず軽く会釈しただけで走り去って行った。

 妻が見舞いに来ない病室で友人に《死ねない》とメールを送った貴乃花親方。その心中はいかばかりか──。

※女性セブン2018年9月13日号

関連記事

トピックス

グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン