しかし、ハレーションも大きいと予想される。フィギュアスケートに詳しいスポーツライターが語る。
「スケート連盟会長でもある橋本氏の高橋選手への“パワハラキス”はファンに大きな衝撃を与え、抗議が殺到した。高橋選手が今季から競技に復帰したタイミングだけに、あの橋本氏が五輪相になれば、女性ファンの反発は必至。
しかも、スケート関係者の間では、“橋本さんは平昌五輪銀メダルの宇野昌磨君と妙に親しげにしている”と警戒されている。高橋ファンだけでなく、昌磨ファンも敵に回すかも」
橋本氏は事務所を通して「参議院自民党議員会長は、選挙で選ばれて就任している役職です。任期は3年です。任期途中で退任して、入閣することはありません」と回答したが、安倍首相も悩ましいに違いない。
※週刊ポスト2018年10月5日号