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2018.10.15 11:00  週刊ポスト

「QR決済」で出遅れた日本人が理解すべき大転換の本質

日本のQR決済はどうなる?(大前研一氏)

 現金を持ち歩かず、クレジットカードや電子マネーで済ませる人が増えている。とはいえ、日本はまだまだ現金決済が中心だ。中国をはじめとした諸外国と比べあまり普及していないことも影響しているだろうが、使い勝手の悪さが大きな原因だろう。経営コンサルタントの大前研一氏が、キャッシュレス化が進まぬ日本で暮らす日本人が、遅れを取り戻すために何を理解すべきなのか解説する。

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 ようやく日本国内でも、デビット方式(※決済すると代金がリアルタイムで預金口座から引き落とされる決済方式)の「QRコード決済サービス」が拡大し始めている。

 これは、客が店のレジなどに掲示されているQRコードを専用アプリで読み取るか、客がスマホに表示したQRコードやバーコードを店がタブレット端末などで読み取ることによって決済を行なうシステム。国内では、オリガミの「Origami Pay」、LINEの「LINE Pay」、楽天の「楽天ペイ」、メタップスの「pring」、NTTドコモの「d払い」、アマゾンの「Amazon Pay」が続々と登場し、さらにソフトバンクとヤフーの「PayPay」も10月5日にサービスを開始して、乱戦模様になっている。

 だが、これらの多くは未だ地域・店舗限定であり、銀行口座との間で直接やりとりができないため、プリペイド(前払い)か4週間のフロート(後払い)、クレジットカード払いを使っている。中国のeコマース最大手アリババ傘下の金融会社アント・フィナンシャルの「余額宝」などのように、MMF(マネー・マネジメント・ファンド)と直接やりとりできるものは見当たらない。

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