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2018.10.27 07:00  NEWSポストセブン

福原愛 女性としての決意込めた引退会見での“らしさ”

引退会見では「泣き虫愛ちゃん」を封印

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人やトピックスをピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、引退を決意した卓球女子の福原愛を分析。

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「やっぱり泣き虫」と、21日の引退会見で自らを振り返った卓球女子の福原愛さん。“泣き虫愛ちゃん”の愛称で親しまれてきた彼女だが、この日は最後まで涙を見せなかった。

 その代りに愛ちゃんが見せたのは、「今は晴れやかな気持ちです」と語った通りの晴れ晴れとした笑顔。第一線で活躍してきたアスリートの引退会見というと、晴れやかさや清々しさが印象的だが、この会見はそれ以上に、彼女らしさに溢れていたと思うのだ。

 日本を代表する女性アスリートの引退会見といえば、昨年引退した女子ゴルフの宮里藍さんと、フィギュアスケートの浅田真央さんの会見を思い出す。

結婚、出産でこの2年間、選手としてのブランクがあったとはいえ、愛ちゃんはトップアスリート。宮里さんと真央ちゃんの時と同様、壇上に用意された会見テーブルに着席するスタイルで、テーブルには足元が見えないようテーブルクロスがかけられ、背景は白。記者たちも着席し、ピリリとした堅苦しい雰囲気の中、司会者が率先して会見を仕切るのだろうと思いきや、映し出された会場には、小さなテーブルの上に水が置かれているだけ。その周りをぐるりと報道陣が取り囲んでいる。

 3歳の頃から“卓球の愛ちゃん”と呼ばれ、卓球界を牽引してきた彼女。一昔前、卓球といえば、ピンポンや温泉卓球を思い浮かべる暗くて地味で人気のないスポーツだった。それが、明るく可愛い笑顔で、時には涙を流しながら一途にラケットを握り、戦い続ける彼女の活躍やイメージそのままに、明るく楽しく力強く、勢いのある人気スポーツに変わっていった。愛ちゃんは、まさに時代や年代を越えて、卓球界のイメージを変えたシンボル的アスリートなのだ。そんな彼女が選んだのが、立ったままの囲み会見とは驚きだった。

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