「女性の国会議員には市議から県議と地盤をつくって国政にのし上がった叩き上げの政治家が少ない。
世襲議員の小渕優子氏が当選したときに『これから勉強します』という言葉を聞いてあ然としたが、女性議員の多くが党からお飾りでも勝てる選挙区や比例代表の議席を与えられた政治の素人です。それで叩き上げの男性政治家に勝てるはずがないし、男から権力を奪う発想も生まれない。一国の総理なんて夢のまた夢でしょう」
実力で権力を奪い取る「真の女性総理」が誕生するのはまだまだ先になるのだろうか。
※週刊ポスト2019年1月1・4日号