スポーツ

「貴景勝をぶっ潰せ!」 初場所に待ち受ける怨念の包囲網

貴景勝は大関取りが期待されている(時事通信フォト)

 昨年の九州場所で初優勝を果たして関脇に昇進した新星・貴景勝は、元貴乃花親方の志を受け継ぐ者として、大関取りが期待されている。ところが、それを阻む勢力がある。

 まず、貴景勝の前に立ちはだかるのが、角界の“保守本流”派閥である出羽海一門だ。

「弱小派閥である高砂一門の八角理事長(元横綱・北勝海)は、出羽海一門、二所ノ関一門と連携して政権を維持しているが、今後は出羽・二所のいずれから次期理事長を出すかという“政局”になってくる。二所の総帥・尾車親方(元大関・琴風)としては、日本人横綱・稀勢の里の延命を図りたいし、大関・高安、関脇・貴景勝にもさらに昇進してほしい。

 一方の出羽を率いる春日野親方(元関脇・栃乃和歌)はそれに先んじて栃ノ心か豪栄道の綱獲り、または御嶽海(小結)の大関昇進で存在感を見せたい。上り調子の貴景勝には“激しく当たっていけ”というのが至上命令になる」(担当記者)

 小結・妙義龍や前頭筆頭・栃煌山など出羽一門の実力者たちも、貴景勝包囲網を形成する。

 2つ目の難敵が横綱・白鵬を中心とするモンゴル勢だ。「グループの内輪揉めが露見した“日馬富士騒動”の被害者の貴ノ岩が廃業。次のターゲットは弟弟子である貴景勝になる。白鵬とは“犬猿の仲”である元貴乃花親方の愛弟子ですから、遠慮は一切ない」(若手親方)とみられている。

関連記事

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン