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祝福ムード漂う「改元」 消費上向き、あやかり婚の増加予想

2019.01.09 16:00

「日本国憲法および皇室典範の定めるところにより、ここに、皇位を継承しました。皆さんとともに日本国憲法

「日本国憲法および皇室典範の定めるところにより、ここに、皇位を継承しました。皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓い、国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望してやみません」

 新天皇の第一声は、「即位後朝見の儀」で安倍晋三首相に向けて語られる「おことば」だ。NHKの生中継で、その歴史が変わる瞬間を、私たちは固唾をのんで目撃することになる──。

 この約200年の間、天皇が生前退位した例はない。文字通り、前例のない代替わりの儀式が進むことになる。

 4月30日正午。皇居宮殿の松の間で、今上天皇の退位の儀式である「退位礼正殿の儀」が始まる。部屋の中央部には皇位の印である三種の神器のうち、「剣」と「璽(勾玉)」、その隣に国家の象徴の印章である「国璽」が置かれる。

 その後ろに置かれた玉座の前で、陛下が首相と正対し、言葉を交わされる。

 翌5月1日午前10時。同じ部屋に、これから新天皇になる皇太子さま(浩宮さま)が立つ。参列者は皇位継承権のある男子皇族のみ。つまり、秋篠宮さまと悠仁さま、陛下の弟の常陸宮さまのお三方だ。深く頭を垂れた侍従長が剣と璽と国璽を浩宮さまに献上し、受け取られる。これが「剣爾等承継の儀」だ。

 その後すぐに「即位後朝見の儀」が開かれ、冒頭のような新天皇の第一声となる。なお、冒頭のおことばは、1989年1月9日、今上天皇が即位した際に発せられたものだ。

 10月22日の即位礼正殿の儀と、祝賀御列の儀(パレード)までが「即位の礼」なので、それらが完了して、正式に新天皇が誕生する。昭和が平成に変わったときとは雰囲気が異なりそうだと言うのは、経済アナリストの森永卓郎さん(61才)。

「31年前の改元は昭和天皇の崩御を受けてのもの。そのうえ改元して4か月後に消費税が導入されたこともあって、暗い幕開けでした。“自粛ムード”が高まり、娯楽や消費も縮小気味に。平成の始まりは、大不況の始まりでもありました。しかし今回は生前退位、そして新天皇の即位もあり、祝福ムードが漂い、消費が上向くことが予想されます」

 お祭り騒ぎには、多少の不安もある。5月1日午前0時、改元の瞬間は皇居前に多くの人が集まるだろう。

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