国内

紀子さま実弟のNPO、「100万円で食事」は皇室の利用か?

紀子さまの周囲で新たな懸念の声(撮影/JMPA)

 今春の御代がわりで、秋篠宮家は「皇嗣家」になられる。実質的な東宮家待遇になるわけで、それまでの「宮家」とでは、皇室内での格式も責任も比べものにならない。だからこそ、長女・眞子さま(27才)の婚約内定者による「皇室利用」の疑念は、厳しい目にさらされている。婚約者である小室圭さん(27才)は将来、“天皇の義兄”になる可能性があるのだ。

 それならば、“天皇の叔父”になるかもしれない、この「紀子さまのご家族」に問題はないのか。一部の皇室関係者から懸念の声が上がっている。

 さて、その話に入る前に小室さんの話から。小室さんは昨年8月から、米ニューヨークで留学生活を続けている。

「留学先のフォーダム大学では、3年間で約2000万円とされる授業料を返済不要の奨学金でまかない、日本の弁護士資格がないと受けられないはずのカリキュラムで学んでいます。破格のVIP待遇です」(皇室ジャーナリスト)

 一般的に、アメリカの大学で特待奨学金を得るには、自分の経歴をアピールするレポートを提出する必要がある。その後、大学がホームページで、小室さんを「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介するのと同時に、特待生に選んだことを発表したことを考えると、自らレポートで「眞子さまの婚約内定者」と売り込んだ可能性が高いだろう。

「両陛下をはじめ皇族方は、皇室とのかかわりをアピールすることで、経済的な利益を得るなどの『皇室利用』を厳に慎み、細心の注意を払われてきました。もし、小室さんがそれをしているのであれば、皇室への国民の信頼を揺るがす大きな問題です」(宮内庁関係者)

 昨年12月末には、世界最古の日刊紙である英紙『タイムズ』で、美智子さまが小室さんの皇室利用を心配されていることも報じられた。

「皇族、特に天皇家の親戚縁者の方々は、皇室との距離感を慎重にとってくださっている方がほとんど。それは両陛下のお考えがしっかりと伝わっているからです。しかし、今回、小室さんの件がクローズアップされることで、秋篠宮家に関連してもう1人、不安視する声が聞こえてきます。それは、紀子さまの実弟である川嶋舟(しゅう)氏です」(宮内庁関係者)

◆広告塔になっているのではないか

 川嶋氏は、紀子さまの7才年下の弟で、学習院高等科を卒業後は麻布大学、東京大学大学院で獣医学を専攻、現在は、東京農業大学で農学部デザイン農学科准教授として教鞭を執っている。秋篠宮さまにとって義理の弟であり、眞子さまや佳子さま、そして悠仁さまにとっては叔父にあたる。

「生き物がお好きな悠仁さまは、動物を研究している川嶋氏を慕われているそうです。悠仁さまが、動物の中でも特に馬に興味をお持ちなのは、馬を使った動物介在療法を専門とする川嶋氏の影響です」(別の宮内庁関係者)

 川嶋氏は2011年3月、東日本大震災が発生した時、いちはやくボランティア活動に手をつけた。

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン