ライフ

チコちゃん、「ボーっと生きてる」ほうが体に良いんだって

実はボーッと生きてるのが正解?(時事通信フォト)

 NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる!』では、おかっぱ頭の女の子・チコちゃん(5さい)が、素朴なギモンに答えられない大人に、この一言を放ちます。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」──しかし、チコちゃんは知りません。「なんでボーっと生きてちゃいけないの?」

 いつもは叱る側のチコちゃんだけど、この質問は「えっ!?」って思ったかな? 今回は、チコちゃんに訊かせていただきます。ボーっと生きてるって、悪いことなの?

「ボーっとしている時は脳が働いていない、注意力が欠けている、と思われるかもしれませんが、むしろボーっとするとメリットがあることが医学的に証明されているんですよ」

 解説してくださったのは、おくむらメモリークリニック院長の奥村歩さん(脳神経外科医)です。

「以前から、ボーっとしている時は、脳が機能していない状態だと考えられてきました。しかし、米ワシントン大学医学部のM.E.レイクル教授の研究で、“ボーっとしている時のほうが、集中している状態よりも脳の広範囲が活性化している”と発表されたのです」

 レイクル教授によれば、「読書をする」「計算をする」など、集中して活動している時の脳のエネルギー消費量に比べて、ボーっとしている時は、「前頭葉内側部」「後部帯状回」といった脳の部位の活動が高まり、約15倍ものエネルギーを消費しているというのです。

「それは『デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)』と呼ばれる脳の広い領域が活発に働いているからだと考えられています。それに基づいて、様々な疾患の予防・早期発見のための研究が進められています」(奥村さん)

関連記事

トピックス

山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
学業との両立も重んじている秋篠宮家の長男・悠仁さま(学生提供)
「おすすめは美しい羽のリュウキュウハグロトンボです」悠仁さま、筑波大学学園祭で目撃された「ポストカード手売り姿」
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン