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2019.05.28 11:00  週刊ポスト

サッポロビール社長語る、大勝ち狙わず若者に支持される経営

──4月からビールの新商品として「SORACHI1984」を発売した。狙いは?

「SORACHI」は北海道空知郡上富良野町にある、当社のバイオ研究開発部で開発したフレーバーホップの「ソラチエース」のことを指しています。これをホップとして品種登録した1984年にちなんだブランドです。

 開発当初は香りが個性的過ぎて日の目を見なかったのですが、米国では1990年代半ばからクラフトビールブームが起こり、このホップが注目されてきました。

「ソラチエース」は香りが本当に独特。檜のフレーバーと言いますか、森林浴をしているような、フィトンチッドの香りにも似たものを感じますし、喉越しもスムース。今日の自分へのご褒美と感じてくださる方々に手に取っていただきたい商品です。

──その他、力を入れているのは?

高島:たとえば北海道エリア限定ビールの「サッポロクラシック」。ふくよかな味わいと、飲んだ後にスーッと消えていく後味を、麦芽100%使用のビールで両立することができている商品です。玉露のお茶を淹れるように、高温であっさりと麦芽成分の抽出をするという方法を採っており、自慢の一品です。

「サッポロクラシック」は18年連続で売り上げがアップしています。“赤星”という通称で知られる「サッポロラガービール」も飲食店向けの瓶商品が7年連続で販売が伸びています。ジワジワとリピーターのお客様が広がっているのは、当社のビールに通底するクラフトマンシップが評価されている結果でもあると考えています。

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