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交流戦、セの投手は“ブンブン丸”揃いのパの打者に腕縮こまる

交流戦は今年も「パ高セ低」になるのか(時事通信フォト)

 いよいよ6月4日から、プロ野球前半戦の山場となる交流戦が始まる。2005年に始まった交流戦は、昨年までの14回のうち、パ・リーグが13回勝ち越した。交流戦の「パ高セ低」は風物詩となっている。

「様々な要因が考えられますが、一つはセ、パの野球の質の違いにある。緻密な野球で、データを生かしチームワークで戦うのがセ・リーグ。野球自体は粗いが、“個”の力で戦うのがパ・リーグの特徴です。きめ細やかなセの野球は長丁場のシーズンでは強いが、データに乏しい交流戦や日本シリーズなどの短期決戦では、パの選手が大暴れする。

 西武の山川穂高(27)や中村剛也(35)、ソフトバンクの柳田悠岐(30)、オリックスの吉田正尚(25)などブンブン振り回してくるパワーヒッターはなかなかセにはいないタイプ。“穴”も多いのですが、セの投手はどうしてもホームランを恐がって腕が縮こまってしまう」(パ球団スコアラー)

 2015年にはリーグ首位で交流戦に突入したDeNAがパのチームに10連敗し交流戦最下位に。そのままシーズンでも最下位に沈んでしまった。

 それだけに万全の状態で臨まなければならないが、広島と首位争いする巨人の状況は深刻だ。

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