プロ野球レジェンド105人が選んだ「史上最高の投手&打者」ランキング

 そんな金田氏に“最高の打者”を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「ON(王貞治=1959~1980年巨人、長嶋茂雄=1958~1974年巨人)に限らず、落合(博満=1979~1998年、中日ほか)や張本(勲=1959~1981年、巨人ほか)などいたが、背が低いバッターが嫌だった。吉田義男(1953~1969年、阪神ほか・身長167cm)のような選手に背中を丸めて打席に立たれるとストライクが入らん。無理に入れようとするとパカーンと打たれるんじゃ。あれは嫌だったね」

 その吉田氏はレジェンドたちの投票ではトップ20圏外だった。グラウンドで直接対峙した最高レベルのプロ同士でさえ、人によって評価が大きく異なる。だからこそ、「史上最高の選手は誰か」という議論は、尽きることがない。

※週刊ポスト2019年8月16・23日号

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