芸能

千原せいじがモテる理由 そのYouTubeに男の生き様を見た

残念な兄のはずの千原せいじがモテる理由(イラスト/ヨシムラヒロム)

残念な兄のはずの千原せいじがモテる理由(イラスト/ヨシムラヒロム)

 テレビやメディアの報道だけでは、有名人の本当のパーソナリティはわからない。当たり前のことだが、よく見かける姿に惑わされがちだ。お笑いコンビ千原兄弟の兄、千原せいじに対する大雑把なイメージは「さえないおっさん」ではなかろうか。ところが、実際にはかなり女性にモテているらしい。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、YouTuber千原せいじのトーク力から、本当にモテる男のあり方について考えた。

 * * *
 キングコングの梶原雄太が「カジサック」名義でYouTuberとなり大成功を掴んだ。以降、「二匹目のドウジョウ」を狙う吉本芸人が続々とYouTuber化している。数ヶ月前まで芸人とYouTuberには明確な差があり、前者が後者に勝る存在だと認識していた人は多いと思う。しかし、二足の草鞋を履く芸人が増加した現在、その差は曖昧になる一方だ。

 芸人YouTuberは、特技を披露したり、テレビに似た企画を行ったり、と様々な趣向を凝らした動画を配信している。その中でも異彩を放つのが千原兄弟の兄・千原せいじがメインを務めるチャンネル『きいたんやけどおじさん』。「井戸端会議バラエティー」と称したチャンネルでは毎回「きいたんやけど……」を枕詞に千原せいじが各所から仕入れた話を披露していく。端的に表すと「陰謀論めいた話で盛り上がろう」といった趣旨の動画である。

 11月21日に配信がスタートし、12月10日までに6本の動画が公開されている『きいたんやけどおじさん』。その全てを鑑賞したが、特に記すべき点はない。ただ、動画を観ているうちに、千原せいじがなぜモテるのか……が図らずも見えてきた。動画には、わずか半年で2度も不倫騒動が表沙汰になった芸人の生き様が刻印されていた。

 まず、最初に観えてきたのが千原せいじのコミュニケーションセンスの高さである。

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン