美智子さまはいまも憂いを深められているという(1月2日、東京・千代田区、撮影/田中麻以)
「秋篠宮さまは昨年11月の会見で『何らかのことは発表する必要がある』と述べられ、眞子さまと小室圭さん(28才)の結婚の見通しを発表するように促されました。ただし、『立皇嗣の礼』への影響を考慮し、儀式終了後のタイミングでの発表だろうとみられています。
その一方で、秋篠宮さまには“結婚の方向性をはっきりさせてから儀式に臨みたい”というお気持ちもあるようです。何より眞子さまご自身も“許されるならば、できるだけ早く結婚を前提とした発表をしたい”というお気持ちを持たれています」(前出・皇室関係者)
そうなれば、発表のタイミングが、上皇上皇后両陛下が皇居を離れられる時期に重なることも考えられる。
「実は、美智子さまがいらっしゃらないタイミングこそ、眞子さまの結婚が大きく動き出す契機にもなりえます」と別の皇室関係者は語る。
美智子さまは初孫である眞子さまのことをとにかくかわいがられ、眞子さまが“結婚したい”と思える相手を見つけられたことに大変喜ばれたという。しかし、その相手である小室さんに対して、最初に不安感を持たれたのもまた、美智子さまだったという。
「婚約報道後、小室さんは取材に対して、眞子さまとの電話内容を語るなど、赤裸々に眞子さまとのやり取りを明かしました。正式発表もされていない時期にそのような内容を語ることに、美智子さまは“本当に大丈夫なのか”と心配されていたと聞きます」(前出・皇室ジャーナリスト)
その後、小室さんの周囲で次々と問題が明るみに出ると、美智子さまは秋篠宮ご夫妻とたびたび話し合いをもたれたという。
「美智子さまは眞子さまの結婚について、家族全体の苦しみと考えられています。また同時に眞子さまが考えを深められるよう、助力するべきだともお考えです。眞子さまの幸せを願うからこそでしょう、美智子さまは毅然とした態度で秋篠宮ご夫妻に繰り返しお気持ちをお伝えになられてきたそうです」(前出・宮内庁関係者)
◆愛孫を思うからこそ 祖母を思うからこそ
しかし、美智子さまが心配される一方で、小室さんは国民に向けて発表をする前に、ある要求を突きつけていた。
民放各局が昨年末、眞子さまの結婚についての放送内容を次々に訂正。どれも、小室さんが昨年1月に公表した文書について「小室さんが金銭トラブルについて解決済みであると主張したような印象を与えたが、そうした事実はない」というものだった。