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2020.03.18 07:00  週刊ポスト

ヤクザとコロナ 儲け機会を逸しクルーズ船清掃志願も頓挫

 ヤクザらしい義侠心を売名行為と一蹴するのは容易である。しかし、人間は悪に塗れていても善を希求する二面性を持っている。なんであれ単純な二元論で人間を語るのは短絡だろう。

 暴力団社会は高齢化が進み、慢性的に若い組員が不足している。60、70代も珍しくなく、コロナのクラスターになれば大幹部がコロリと死ぬかもしれず、定例会などの行事は、政府の自粛要請に合わせ、ほとんどの指定暴力団が中止した。抗争中の2つの山口組は1月に「特定抗争指定」を受け、総本部をはじめ多くの事務所が使用できず、“大規模イベント”はもともと開けない状況だが、抗争事件も影を潜める。

 暴力団が小銭稼ぎを自粛し、政府に協力している事実は、それだけコロナ騒動が深刻なことを裏付ける。

※週刊ポスト2020年3月27日号

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