「原監督が事前に何の質問をするのか、他の5人には知らされておらず、制度変更という影響の大きい話が出てきて、現場には緊張が走ったといいます。他の5人と比べて原監督はおよそ10歳年上。面と向かって議論を交わすのは難しかったのではないか」(セ球団関係者)
その後はカットを複数回挟むほどの原監督の熱弁が流れ、最後は太腿を叩きながら、「なぜそこで足踏みしているのか僕には分からない」と、同調しない他の指揮官に焦れるような様子も見せた。NHKは他の監督の意見については「後日放送を検討している監督座談会の特集番組で紹介する予定です」(広報局)と回答した。
若大将と呼ばれた原監督も還暦を過ぎ、いまや球界の重鎮。“対等”な議論は実現したのか。
※週刊ポスト2020年4月3日号