◆【台湾】日本映画の影響大!
親日家が多いといわれる台湾は、若者の間で日本映画の人気が高い。「なかでも、『ラストレター』の岩井俊二監督(57才)に影響を受けた製作陣が多い」と徐さん。
「『若葉のころ』(2015年)など、初恋を瑞々しく描いた作品が多いのも特徴です。恋愛以外では、家族をテーマした作品も多く、せりふではなく、雰囲気や風景描写で感情を表現するのも台湾ならでは。映像の美しさを楽しんでほしいですね」
・ある家族を通して描く等身大の台湾
『ひとつの太陽』
「問題を起こしてばかりの弟が少年院に送られたことをきっかけに、家族は予想もしない悲劇に見舞われます。等身大の台湾が描かれた作品」