【プロフィール】たけなか・なおと/1956年3月20日生まれ、神奈川県出身。 劇団青年座に入団後、1983年「ザ・テレビ演芸」でデビュー。俳優、映画監督、ミュージシャンなど幅広く活躍。1991年には、主演も務めた初監督作『無能の人』がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞したほか、監督作・出演作で受賞多数。監督作品は『119』『東京日和』『サヨナラCOLOR』など7本に及ぶ。
また『シコふんじゃった。』(1992年)、『EAST MEETS WEST』(1995年)、『Shall we ダンス?』(1996年)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。俳優・監督としての才能が国内外で認められる。以降も NHK 大河ドラマ『秀吉』(1996年)では主演の秀吉を演じ、大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)では再び秀吉を演じた。また、2021年に自身8作目となる監督作品である劇場版映画『ゾッキ』が公開予定。
※週刊ポスト2020年6月12・19日号