◆“テレビ史上最大の作戦”
「今年の『24時間テレビ』には、コロナで風前の灯火になった芸能界やテレビ業界を応援しようという“サブテーマ”もあるそうです。むしろ、この番組をきっかけに芸能やテレビの力が発揮され、社会を明るい方向に向かわせられなければ、本当にテレビは終わってしまうという危機感もあります。
長い間、芸能とテレビの中心にいて、背負ってきた中居さんが、“ここが大一番の仕事だ”と奮い立つ気持ちもわかります。制作側としても、そうした中居さんに期待しているんです」(日本テレビ関係者)
そして、中居と同様、『24時間テレビ』に強い思いを抱いているのが嵐だという。年内で活動休止となる予定の嵐。新国立競技場でのコンサートは延期となり、NHKで中継番組のスペシャルナビゲーターを務めるはずだったオリンピック・パラリンピックも来年に延期となった。ファンと歩む時間は刻一刻と減ってきている。
「それでもなんとかファンに感謝を伝える機会を模索しています。そこで松本さんが見いだしたのが『24時間テレビ』。新国立ライブや東京五輪に代わる場として日本を盛り上げ、応援してくれる人たちに恩返ししようと考えているんです」(前出・テレビ局関係者)
『24時間テレビ』で中居と嵐の思いが交錯する――芸能界史上最強の男性トップアイドルが同時出演するという、“テレビ史上最大の作戦”が進行しているわけだが、その内容はどうなっているのか。
「放送日は9月5日から6日で調整が進んでいるそうです。マラソンは昨年同様、何人かでタスキをつないで走る方向だといい、メイン会場も3密にならないように分散するそうです」(前出・芸能関係者)