選手を取材するメディアも大変だ。
「東京ドームでは使った交通機関、混雑状況に加え、前日の行動記録まで書かされる。取材も距離を空けて行ないますが、騒音も多く、聞き直しばかり。選手の帰路途中の取材もNGなので、他社と違う記事を書けない。
さらに、多くの球場で試合後1時間以内に退出しなければいけないため、球場近くの喫茶店を記者が占拠しています。ナイターの場合は喫茶店も閉まっているので、球場周辺の地べたに座って書くことになりそうです」(同前)
いよいよ前代未聞のシーズンが幕を開ける。120試合後に笑っているのは果たして。
※週刊ポスト2020年6月26日号