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2020.06.30 07:00  週刊ポスト

高田文夫氏が述懐、1978年6月25日のサザンデビューの画期性

6月25日はなぜ特別なのか

 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、みずからの誕生日である6月25日が、日本のエンタメ史上いかに重要な日かについて紹介する。

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 この号が出る頃には大成功の内に大盛りあがりで終わっていると思うが、6月25日あの横浜アリーナでサザンオールスターズが無観客での大感謝、大配信ライブを大決行。いつもいつも、どんな時でもサザンと桑田佳祐は我々に元気と勇気と呑気をくれる。コロナなんかに負けるな、そして感謝のライブである。どうして6月25日になったのか。そう、それは1978年、42年前のこの日、彼らが『勝手にシンドバッド』で意味不明の衝撃デビューを果たした記念日だからである。

「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」をくっつけて、短パンで現われて歌っている歌詞がまったく伝わらない。『夜のヒットスタジオ』のHディレクターは本番中、うしろのサブにいた私に「タカダ~ッ、これ何言ってっか分かんねぇな。次こいつら出る時テロップ入れるの忘れんな」。この日から史上初、流行歌の歌詞にテロップが出るようになった。

 この6月25日というのは日本のエンターテインメント史上、最も重要な日付けとなった。1948年のこの日、桑田のひと世代上のエンタメの王者、ジュリーこと沢田研二が生まれている。同じ日(1948.6.25)、西で沢田がそして東で私、高田が生まれているのだ。ネズミ年に生まれ、今年のネズミで72歳である。

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