各紙の支持率の差には、調査手法にからむもっと本質的な原因がある。新聞各紙は世論調査にあたって、「〇〇新聞の調査です」と最初に社名を名乗る。「紙面で報道するための調査であり、社名を名乗るのが原則」という考えがあるからだ。

 しかし、たとえば調査対象がその新聞が嫌いな人であれば「〇〇新聞の調査」といわれて調査を断わるケースが考えられる。社名を名乗ることで調査に応じるか、否かの調査対象の選別が起きている可能性がある。前出の井田氏が語る。

「どの新聞社の調査なのかが最初にわかれば、購読層の方が調査に協力的な結果が出ると考えられる。世論調査のランダム性、中立性から考えると、社名がわかるのは望ましいとはいえないでしょう」

 新聞社が社名を名乗って調査することで、調査対象の選別につながり、新聞の世論調査結果が各紙の論調に合わせたようなバイアスがかかってしまうとする指摘だ。

※週刊ポスト2020年7月10・17日号

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