その相手の男性も同様に、綾瀬に対して憧れの思いを持っていたという。海の向こうにいる憧れの女優の心を射止めた韓流タレントの名は、ノ・ミヌ。34才。185cmの長身と、ロングヘアがトレードマークの端正な顔立ちをしたイケメンだ。
ミヌは、もともとミュージシャンとして2004年にデビュー。ロックバンドではドラムを担当し、2年後に脱退した後は、俳優やモデルとして活躍している。
「昨年、連ドラで演じた連続殺人犯が、彼のどこか冷ややかなルックスと合致して話題になりました。インタビューでは恋愛観も明かしていて、『恋愛は世界一難しい。年齢を重ねると、運命の人に出会うのが難しくなっているように感じる』などと話していました」(前出・韓流に詳しいジャーナリスト)
世界一難しいその問題を、どのように解いたのだろうか。
「交際が始まったのは、2年ほど前のこと。綾瀬さんの活躍を知っていたミヌからのアプローチで、共通の知人が引き合わせたんです。ミヌは2016年10月から2年間、兵役に就いていて、除隊は2018年7月のことで、本格的な交際は除隊後から。ミヌの芸能活動の基盤は日本で、除隊直後から日本でファンミーティングも行っていました。韓国へは頻繁に帰っていましたが、綾瀬さんも多忙な時間を縫って愛を育んでいたようです」(ミヌの知人)
ふたりの交際について、綾瀬の事務所は、「友人ですがそれ以上の関係ではありません」と答え、交際を否定。
一方、かつて日本で歌手活動をしていたミヌの母親で事務所社長は、
「え、なんで…。突然のことで戸惑っていますが、私生活については私の口から話すべきところではないので」
と動揺を隠さなかった。綾瀬の知人によると、自由に会えない分、気持ちは盛り上がっているという。
「彼と結婚したいとごく親しい人には相談しています。国籍のハードルはありますが、韓国の人気ドラマ『愛の不時着』のように、ふたりならどんな障壁も乗り越えられると、かなり夢中な様子です。あんな綾瀬さんは珍しい。そんな綾瀬さんの気持ちに押されて、ミヌも結婚への決意を固めたようです」
が、ふたりの前に広がる道は決して平坦なものではない。日韓の芸能人同士による国際結婚となると、なおさらだ。
「2014年に関根麻里さんがソウル出身の歌手Kさんと結婚したときには、さまざまな反応がありました。ちょうど日韓関係が冷え込んでいた時期でもあったため、ネットなどでは関根さんへのバッシングも起こりました。今回のふたりの交際も、互いの国を刺激しかねない。隠していた裏にはその配慮もあるようです」(前出・芸能関係者)