芸能

不倫からコロナまで山田美保子氏が振り返る芸能界2020上半期

さまざまな“忘れられない”ことを起こした渡部(時事通信フォト)

 衝撃的なニュースが連発した上半期の芸能界を、放送作家の山田美保子さんが振り返ります。

 * * *
 本来なら「東京オリパラ」イヤーとしてまれに見る盛り上がりを見せるハズだった2020年上半期は、新型コロナウイルス感染拡大によって、ある意味、忘れられない年となっています。

 スポーツ紙の芸能面がなくなり、ワイドショーは全編、コロナ関連の話題となりました。それは、「新型コロナ関連専門家・テレビ番組出演本数ランキング」(ニホンモニター)が新設されたことでも一目瞭然!! ちなみに1位は「テレビ局に住んでいる」とのウワサもあった昭和大学病院客員教授の二木芳人さん、2位は、われらが(!)岡田晴恵さん。白鴎大学教育学部教授の岡田さんは芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属されたことも発表されましたよね。

 そんな中、大きな芸能ニュースもたくさんありました。概して言うなら、「衝撃的な」と形容されるものが連発したように思います。というワケで“ヤマダモニター”のベスト(ワースト?)5を発表いたします。

◆第5位 鈴木杏樹、ラブホ不倫

 いや、見出しにしなければならないのは喜多村緑郎サン(51才)なのかもしれません。不勉強ゆえ、プロフィールやお人柄を存じ上げなかったのですが、知れば知るほど、女性を踏み台にのしあがる典型的なタイプの俳優さんとお見受けします。まぁ、世間も「だぁれ?」というかたが大半だったと思われ、奥様の貴城けいサン(46才)も、失礼ながら、宝塚ファン以外のかたには「どなた?」でした。

 つまり、衝撃度を一手に担ったのが鈴木杏樹サン(50才)。個人的には、杏樹サンが自分でハンドルを握ってラブホテルのビラビラ(出入口)をくぐったことにショックを受けました。20代の頃、出演していたドラマの印象のまま「清純派」としてやっていらっしゃいましたから、余計です。そうそう、時期を同じくして行われた木村拓哉サン(47才)のソロライブで、モニターに『あすなろ白書』(フジテレビ系)が映し出され、「杏樹が出ちゃったら大変」と周囲がザワつきました。その中心にいたのは私ですが(苦笑)。結果、映ったのは石田ひかりサン(48才)だけで、心から安堵いたしました。

◆第4位 東出昌大、若手女優と不倫

 ギャップということでいうなら、間違いなく第5位を超えるでしょう。第5位の登場人物と比べて、テレビ的な有名人が勢揃い。映像で東出昌大サン(32才)と唐田えりかサン(22才)のイチャイチャ場面がワイドショーで何度もリプレーされたり、唐田サンの若さとプロ意識の欠如から、SNSが流出するなど、イマドキな香りが全編にただよっていたことも、老若男女がネタにし続けた不倫でした。

 桐谷健太サン(40才)が東出サンとW主演した『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)のロケやオンエアと見事に重なっていたことも不運だったし、爽やかなイクメンとして出ていたCMもすべて失った東出サン。

 しかし、「人の噂も75日」とはよくいったもので、東出サンのゲスぶりの上をいく不倫スキャンダル(第3位まで、お待ちください)が発覚。さらに映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』公開の時期が近づくにつれ、ダー子(長澤まさみサン・33才)らキャストの皆さんに助け船を出していただけることとなりました。このチームには、五十嵐(小手伸也サン・46才)もいらっしゃいますからね。不倫には寛大なのかもしれません(苦笑)。

 その後、杏サン(34才)のお気持ちは、どのように変化しているのでしょうか。いまは、シングルマザーになったからといって家庭用商材のCMを失う理由にはなりませんし、小倉優子サン(36才・昨年末からまたタイヘンですが)のように、そこから「好きなママタレ」のトップになったかたもいらっしゃいます。たとえ離婚を選択しても、杏サンのお仕事への影響はゼロかと。

関連記事

トピックス

”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン
左から広陵高校の34歳新監督・松本氏と新部長・瀧口氏
《広陵高校・暴力問題》謹慎処分のコーチに加え「残りのコーチ2人も退任」していた 中井監督、部長も退任で野球経験のある指導者は「34歳新監督のみ」 160人の部員を指導できるのか
NEWSポストセブン
二刀流復帰は家族のサポートなしにはあり得なかった(getty image/共同通信)
《プールサイドで日向ぼっこ…真美子さんとの幸せ時間》大谷翔平を支える“お店クオリティの料理” 二刀流復帰後に変化した家事の比重…屋外テラスで過ごすLAの夏
NEWSポストセブン
松本智津夫・元死刑囚(時事通信フォト)
【オウム後継「アレフ」全国に30の拠点が…】松本智津夫・元死刑囚「二男音声」で話題 公安が警戒する「オウム真理教の施設」 関東だけで10以上が存在
NEWSポストセブン
9月1日、定例議会で不信任案が議決された(共同通信)
「まあね、ソーラーだけじゃなく色々あるんですよ…」敵だらけの田久保・伊東市長の支援者らが匂わせる“反撃の一手”《”10年恋人“が意味深発言》
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《デートではお揃い服》お泊まり報道の永瀬廉と浜辺美波、「24時間テレビ」放送中に配慮が見られた“チャリT”のカラー問題
NEWSポストセブン
8月に離婚を発表した加藤ローサとサッカー元日本代表の松井大輔さん
《“夫がアスリート”夫婦の明暗》日に日に高まる離婚発表・加藤ローサへの支持 “田中将大&里田まい”“長友佑都&平愛梨”など安泰組の秘訣は「妻の明るさ」 
女性セブン
経済同友会の定例会見でサプリ購入を巡り警察の捜査を受けたことに関し、頭を下げる同会の新浪剛史代表幹事。9月3日(時事通信フォト)
《苦しい弁明》“違法薬物疑惑”のサントリー元会長・新浪剛史氏 臨床心理士が注目した会見での表情と“権威バイアス”
NEWSポストセブン
海外のアダルトサイトを通じてわいせつな行為をしているところを生配信したとして男女4人が逮捕された(海外サイトの公式サイトより)
《公然わいせつ容疑で男女4人逮捕》100人超える女性が在籍、“丸出し”配信を「黙認」した社長は高級マンションに会社登記を移して
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン