佳子さまと紀子さまはいわば“冷戦状態”
そうして段々と、佳子さまは紀子さまと距離を置かれるようになったそうだ。
「家を居心地悪く感じられることもあったのでしょう。お住まいのある赤坂御用地(東京・港区)を出られ、近くのカフェで時間をつぶされることもあったそうです。通学の際に家を出られるときには、“行ってきます”“行ってらっしゃい”といった親子の挨拶も、次第に減っていったと聞きます」(前出・別の宮内庁関係者)
そうした母娘のすれ違いを決定づけたのが、2015年の出来事だった。大学の課外授業で外出された佳子さまの「タンクトップ姿」が報じられた。
「紀子さまは報道が出て初めて、佳子さまがどのような服装で出かけられたのかをお知りになったそうです。これまで気にかけて、注意もされてきた佳子さまの服装が、そうした形で大きく報じられたことに、落胆だけでなく怒りも覚えられ、佳子さまを強い言葉で叱られたそうです。しかし、佳子さまも強く反発し、あらぬ言葉で“応戦”されたと聞きました」(前出・別の宮内庁関係者)
そのときの激しい怒号のぶつかり合いが、母娘の断絶を根深いものにしたようだと、その宮内庁関係者は語る。近頃はもはや、言葉を交わされることも少ないという。
「紀子さまが宮家の中でご自分の意見を主張されるとき、佳子さまは言い返すことなく黙って見ていることが増えたようです。それは、関係が穏やかになったのではなく、いわば“冷戦状態”です。
佳子さまは眞子さま同様、“結婚をして、早く皇室を出たい”というお気持ちを強く持たれているようです。ですが、眞子さまのご結婚問題が解決する前に佳子さまが結婚されることを、紀子さまはお認めにならないはず。佳子さまはダンスもご結婚もできない、八方塞がりの状態にあるのです」(皇室関係者)
秋篠宮家でくすぶる火種は尽きないようだ。
※女性セブン2020年10月29日号