現代思想学者である関修氏は、明治大学法学部で嵐を題材とした講義を行い、『「嵐」的、あまりに「嵐」的な』(サイゾー刊)を著すなど、大の嵐好きとして知られている。ファン代表として、関氏に嵐メンバーの今後について想像をふくらませてもらった。
「あくまで活動休止であって解散ではないのですから、年に1回、あるいは隔年で結構ですので、国立競技場にて5人全員でアラフェスのようなコンサートをしていただきたいですね。
各メンバーについては、大野君には、美術館を全国行脚するスタイルで、自作の展覧会を開催してほしいです。展覧会のオープニングイベントでお姿を拝見できれば、なお良し。松本君にはソロ活動と並行しながら、タッキーと協力して、ジャニーズの若手のプロデュース、舞台などの演出を手掛けていただきたい。二宮君には邦画を盛り立てて、俳優としてカンヌで賞を取っていただきたい。櫻井君は政治家になられることでしょう。地元群馬の県知事を目指して、地方創生に取り組むのがよろしいですね。タレント議員にされかねないので、国政は避けた方が賢明かと。
最後に、大好きな相葉君は、お昼の番組の司会が向いていそうです。目指すはタモリさんの相葉ヴァージョンといったところでしょうか。『徹子の部屋』のように、『雅紀の部屋』というのも良いかも」(関氏)
なお、櫻井翔は、自身がキャスターを務める日本テレビ系『news zero』にて「復活はあります。いつかまた5人で揃ってパフォーマンスすることを頭の片隅に置きながら、2021年以降はそれぞれが活動していくことになります」(1月28日の放送より)と明言している。21年間、全力で走り続けた嵐。再び5人揃ってパフォーマンスするときは、さらに進化した姿を見せてくれるはずだ。
◆取材・文/原田イチボ(HEW)