変わらない美しさを放つ上戸彩
努力家でマイペース、わが道を行く 晩成型が多い丑年
お仕事では、年末、ネットで大きな話題になっていた上戸彩サン。『半沢直樹』(TBS系)と『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)の超高視聴率番組に出ていたからです。同時にネットで話題なのは、ハイブランドのドレスも着こなせれば、チャーミングな笑顔も最強。さらに「まったく老けない」ということなのです。「SoftBank」のCMでの制服&ツインテール姿も違和感ゼロだし、少女期を演じている小宮山莉渚チャン(15才)と向き合っても(お世辞抜きで)ルックスに変わりがない! そうかと思えば「ソーダストリーム」のCMではセレブ妻風なのですから、この先、どんなアラフォー女優に成長するのか本当に楽しみでなりません。
今年48才の1973年生まれも前述の松嶋サンだけでなく、『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期)主演の深津絵里サン(48才)、川栄李奈サン(25才)、上白石萌音サン(22才)とトリプル主演)や、『あさが来た』の友近サン(47才)ら、ここでも朝ドラが強いです。さらには、宮沢りえサン(47才)、篠原涼子サンも。やはり丑年女優、本当に豪華ですよね。
最後に今年還暦を迎える1961年生まれには浅野温子サン、賀来千香子サン、高橋ひとみサン(59才)、手塚理美サン(59才)、石野真子サン(59才)、斉藤慶子サン(59才)。そしてここにもいらっしゃいました、『よーいドン』(1982年度後期)主演の藤吉久美子サン(59才)が! 藤吉サンは『ちりとてちん』(2007年度後期)や『まれ』(2015年度前期)にも出演されているし、1980年代はNHK作品が多いんです。元祖・NHKが育てた女優さんなのかもしれません。直近で浮かぶのは羽田空港での号泣謝罪シーンですが(ごめんなさい)。
“元祖トレンディー女優”も“元祖JJガール”もいらっしゃる彼女たちが還暦をお迎えになるというのは同年代の私としても感慨深いものがあります。
バブル期、高級スポーツカーに乗って私が構成していた番組レギュラーだった彼氏(当時)のお迎えに来ていたカッコイイ高橋ひとみサンを『教場』『教場II』(フジテレビ系)でお見かけしたときもそうでした。警察学校を退学した生徒の机の名札を冷酷にはがす事務員役を好演されたのですからね。
丑年は努力家でマイペースでわが道を行く晩成型が多いとのこと。華やかで波乱も乗り越えてきたように見える丑年女優さんの未来がさらに楽しみです。
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メテレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2021年1月28日号