田中:哲学的というか。なんかこう、穴にはまってグルグル落ちていくっていうか。この曲も『みんなのうた』(NHK)でハマり、アルバムを買いあさって、つらいときに聴きまくり、この曲をきっかけに、アルバムを1から10まで聴く喜びを知りました。
そして3位が五輪真弓さんの『恋人よ』(1980年)。これはもう『ザ・ベストテン』で初めて聴いたとき、家族全員止まった、みたいな(笑い)。
さにー そうなんですか!
半田:そういう感想っていうのが、やっぱり歌の持つ真実なんだろうと思いますね。
田中:大失恋した気分を疑似体験させてくれる曲ですね。
取材・文/北武司 撮影/浅野剛
※女性セブン2021年5月20・28日号