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2021.06.23 16:00  NEWSポストセブン

「リコカツ」「大豆田」「コント」人間関係描く3作が若者に響いた理由

 どれもせつなさにあふれるドラマだった。仕事、家庭の事情、会社の責任、世間体などの「しがらみ」に縛られながらも、ひとりで自分らしく自由に生きられる人間関係がテーマになっていた。

 自分の居場所はどこにあるのか? ほどよくて大切な人間関係とはどんなものか? 結婚、就職、組織、社会的な評価、見栄などに縛られずに自分らしく生きるとは? そんなことを考えさせてくれる3本のドラマだった。

 新型コロナウイルスの感染拡大でますます人と人との関係が希薄になっている。そんななかで本当に大切にすべき人間関係とは何かを考えさせるドラマ。人間の弱さと強さの両面を見せてくれたドラマの登場人物はそれぞれに愛おしく、せつない。

 若者たちも反応したほど、今期はいいドラマを見せてもらった。

【PROFILE】1957年北海道生まれ。札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー『母さんが死んだ』や准看護婦制度の問題点を問う『天使の矛盾』を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任。日本テレビで「NNNドキュメント」ディレクターと「ズームイン!」解説キャスターを兼務。『ネットカフェ難民』の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。2012年から法政大学社会学部教授。2016年から上智大学文学部新聞学科教授(報道論)。放送批評誌「GALAC」前編集長。近著に『内側から見たテレビ─やらせ・捏造・情報操作の構造─』(朝日新書)、『想像力欠如社会』(弘文堂)。

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