おしゃれな夏の装い

おしゃれな夏の装い

 再婚発表時、彼女は翌年のNHK大河ドラマ『元禄繚乱』への出演が決まっていて、すでに撮影も進んでいました。そのため、台本の半分以上を書き換えることになったそうです。当時所属していたホリプロはNHKに平謝り。ほかの仕事にも影響が出て、各方面に禍根を残した引退劇でした」(芸能関係者)

 去り方はさておき、芸能界引退は、石橋の意向も働いていたという。

「石橋さんは、保奈美さんに山口百恵さんのような専業主婦になってもらいたかったようです。実際、保奈美さんはその後も2人の娘に恵まれ、石橋さんの希望に沿うように、妻として3姉妹の母親として家庭を支えてきました。でも子育てを続けるなかで、女優への思いが再燃していったようです。同時に、『私は百恵さんにはならない』と考えるようになり、夫への反発から離婚も意識し始めたようです」(前出・芸能関係者)

 保奈美は2008年に、石橋の個人事務所に籍を置く形で芸能活動を再開。いちばん下の娘が小学校に進学し、時間ができたことが理由だった。2011年にはNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で、主人公の母親役とナレーションという重要な役どころで女優に復帰する。その後は、バラエティー番組などにも活動の場を広げていった。

 昨年には『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)、『35歳の少女』(日本テレビ系)と立て続けに話題作に出演。最近では7月10日まで放送されていた、『ひきこもり先生』(NHK)で好演を見せている。

えらいですよね、私たち女性は

 ここ数年、仕事が順調に回り始めた保奈美は、徐々に夫への不満を周囲に漏らすようになっていったという。

「女優業に復帰する際に、保奈美さんは石橋さんと『撮影が長引いても必ず帰る』『夕方には必ず連絡を入れる』という約束をしていたようです。でも次第に保奈美さんはこの約束を持ち出して、『女優業に打ち込みたいのに、夫に仕事を制限されている』と漏らすことが増えたのです」(テレビ局関係者)

 その一方で、保奈美はメディアでよき母であることをたびたびアピールしてきた。

「エッセイやインタビューで、娘さんとのエピソードを話す機会が増えていきました。これが子育て世代の共感を呼び、支持を得ていった。なかでも、仕事の合間をぬって3姉妹全員にお弁当を作り続けたというエピソードには、ねぎらいの声があがるほどでした」(前出・芸能関係者)

 そして昨年の2月、『婦人公論』で作家の林真理子さんと対談した保奈美は、家庭生活における本音を打ち明けた。

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン