野際陽子さんとの仲睦まじい1枚

野際陽子さんとの仲睦まじい1枚

 いまから思えば、千葉さんは、息子さん2人を日本の芸能界に売り込むために、テレビ局に連れてきたり、プロデューサーに紹介したりしていらしたのではないかな、と。『浅井企画』さんや『~御殿!!』、さらには、生ワイドの『やじうま~』と、営業先がややズレていたようにも思いますが(笑い)、さんまサンがおっしゃるとおり、真剣佑サンと郷敦サンは、アッという間に主演級の俳優さんになられました。

 真剣佑サンは世界に羽ばたくべく、日本での所属事務所を飛び出し、現在、米国の「アジアン・シネマ・エンターテインメント」に所属。お父様の旅立ちには会えませんでした。

 郷敦サンは現在、『プロミス・シンデレラ』(TBS系)の二番手で、撮影中だったことと、お父様はコロナでお亡くなりになったことから、「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」とコメント。初七日法要まで立派に喪主を務めあげました。

 納骨までは、長女で女優の真瀬樹里サン(46才)がご遺骨を預かると、3人の子供さんでしっかり話し合いをして決めたと事務所から発表されました。

 樹里サンは、ドラマ『寺子屋ゆめ指南』(NHK)や、映画『キル・ビル』で、お父様と共演。かつて千葉さんが『有吉ゼミ』(日本テレビ系)にVTR出演された際、「日本の女優さんでいまできる人はいない。あの子は日本の財産」と樹里サンのアクションを絶賛されています。

「しょうがない人」と苦笑しながら野際さんは千葉さんを語った

 私は、2002年から、タイトルや番組のスタイルを変えつつ、約7年間、放送していた『旅の香り』(2002〜2009年・テレビ朝日系)で、千葉さんの元妻、野際陽子さん(享年81)とご一緒していました。NHKのアナウンサー出身で当時、知的な女性の代表格だった野際さんは、退局後、広告代理店、フリー司会者を経て、念願のパリへ留学。帰国時、ツイッギーばりのミニスカート姿でタラップを下りてきた野際さんの美しくもカッコイイお写真は何度も拝見しました。旅番組では樹里サンとの共演も多く、『キル・ビル』の映像もオンエアで何度、使わせていただいたことでしょうか。

 ご自宅や行きつけの中華料理店などにお招きいただいた際、オフレコで、千葉真一さんのお話を聞いたこともありました。離婚なさっていたので当たり前なのですが、千葉さんの話をなさるときの野際さんは、いつも苦笑したり、やや呆れ気味で「しょうがない人」と短く、そのお人柄を説明されていたと記憶します。

関連記事

トピックス

岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン