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深田恭子「ろれつ回らない」緊急復帰の裏で悩んでいた「卵子凍結」

深田恭子

恋人の杉本氏とデートする深田恭子(写真は2019年)

「結婚かキャリアか」の二者択一だった時代を経て、表向きには「結婚もキャリアも」「出産もキャリアも」が選べる時代になったとされている。しかし、立ち止まったり休んだりした後に、その前と同じような環境が用意されている場合は、決して多くない。それは一般の女性だけでなく、女優という仕事においても同じである。トップに上り詰めた女優・深田恭子(38才)でさえも恐れた「女性が仕事を休む」ということ──。

 深田恭子が帰ってきた。

 10月6日、フジテレビ系の「2021FNS歌謡祭・秋」に、深田はゲスト出演。久しぶりのテレビ出演に視聴者は注目した。ところが、声がかすれてろれつが回らない場面もあり、番組を見たファンからは「まだ復帰は早かったのでは?」などの心配の声が寄せられた。

 彼女が適応障害の治療のため、芸能活動を休止したのは5月下旬。「当時は主演映画の撮影現場でハイテンションに笑ったかと思えば、次の瞬間に大泣き。常に不安定で夜もよく眠ることができず、撮影を終えた直後に倒れてしまったのです。超がつくほど頑張り屋で、どれだけ多忙な日々が続いても、文句ひとつ口にしない彼女がダウンしただけに、早期復帰は難しいと思われました」(芸能関係者)

 しかし、8月末には来年のカレンダー撮影ができるまで回復。9月27日には、都内で行われた映画『劇場版 ルパンの娘』の完成披露試写会にも登場したのである。

「深田さんはデビュー以来封印していた水着の写真集を30代半ばで復活させ、ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)ではボディーラインが露わになる全身タイツの衣装を披露した。近年は肉感的なセクシー路線が目立ちますが、試写会では少し頬がこけてグラマラスなむっちり感がなくなり、全体的にやつれた印象。さらにFNS歌謡祭での様子を見るにつけ、やや復帰を焦った感じがしました」(芸能記者)

 4か月の休養期間中、深田の側には常に誰かが寄り添い、サポートしなければならなかったという。その役割を担ったのが、2019年秋から交際する不動産会社シーラホールディングスの杉本宏之会長(44才)と、深田の母親だった。

「24時間、誰かが必ず深田さんの傍らにいないと心配な日が続いたようです。部屋から出られないほどの状態で杉本さんとお母さんが交代交代で付き添っていたようです」(前出・芸能関係者)

 深田が倒れたのち、周囲はこう話していた。

「最近の彼女は忙しすぎた印象です。周囲からは、『もう充分に実績があって売れっ子の女優さんなのに、なんであそこまで仕事に力を入れるんだろう』という声が上がっていたほどです」(テレビ局関係者)

 ここ数年、深田が特に力を入れていたというのが、CMの仕事だ。

「映画やテレビで女優の仕事を頑張りながら、CMの仕事を精力的に増やしていました。昨年夏にユニクロのCMが決まったときは『グローバルな仕事ができてうれしい! 仕事をもっと頑張りたい』と大喜びで、実際にUQモバイルやキリンの『午後の紅茶』など、テレビで深田さんの姿を見ない日はなかった。多くのCM出演でお茶の間のイメージはアップ、芸能人としての格がもう一段上がろうというタイミングだったと思います」(前出・テレビ局関係者)

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