スポーツ

巨人、中田翔「10」に続いて西川遥輝に「7」用意か 原監督の判断は

西川遥輝には日ハム時代と同じ「背番号7」を用意か?(時事通信フォト)

西川遥輝には日ハム時代と同じ「背番号7」を用意か?(時事通信フォト)

 巨人が日本ハムを自由契約となった西川遥輝(29)の調査に乗り出すという。西川は今季4度目の盗塁王を獲得したが、打率2割3分3厘と低迷。日本ハムは海外FA権を持つ西川に対し、来季の契約を提示しなかった。プロ野球担当記者が話す。

「巨人は亀井善行が引退し、昨年オフにFAで獲得した梶谷隆幸はケガでいつ復帰できるか不透明。外国人を取ったとしても、計算はできない。俊足の外野手で、実績のある西川は欲しいところでしょう。まだ29歳という年齢も魅力です」(以下同)

 西川には柴田勲、吉村禎章、二岡智宏、長野久義という歴代のスター選手が着けた「背番号7」を用意すると報じられている。

「今年のシーズン途中に中田翔が移籍して阿部慎之助の『10』を渡し、今度は西川遥輝に長野久義の『7』を授けるとなれば、心中穏やかでない巨人ファンもいるかもしれません。阿部も長野も原監督の第2次政権の中心選手であり、ファンの思い入れも強い。背番号には球団の伝統がある。もちろん移籍選手が悪いわけではないですが、球団の歴史を考えれば、将来のスター候補のために『7』を空けておくという選択肢もあると思いますが」

生え抜きスター選手が背負ってきた番号

 巨人の『7』はV9時代の核弾頭で盗塁王6度のセ・リーグ記録を持つ柴田勲が付け、レジー・スミスを挟んで、選手生命が危ぶまれるほどの大怪我から復帰した吉村禎章、天才的な右打ちで優勝決定ホームランも放った二岡智宏、首位打者や最多安打も獲得してお茶目な性格でも愛された長野久義と、生え抜きのスター選手が背負ってきた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン