秋篠宮さまと悠仁さま、佳子さま(写真提供/宮内庁)
おふたりは1989年に婚約。当時世間では“紀子さまフィーバー”が巻き起こったものの、学内には違った雰囲気もただよっていたという。別の学習院関係者が振り返る。
「当時の紀子さまは、無理をして学習院らしく振る舞われているように見受けられました。例えば、報道陣に“ごきげんよう”と挨拶されたシーン。本来“ごきげんよう”は、親しい間柄の方への挨拶なんです。外の方に使うと、わざとらしい印象を持たれてしまうから、普通は使わない。先祖代々学習院というお家柄の方は、違和感を覚えていたのではないでしょうか。紀子さまが、そういった類の居心地の悪さを感じて、学習院に悪印象を持たれた可能性は充分あります」
ご夫妻は1990年にご成婚、翌1991年には眞子さんが誕生した。
「秋篠宮さまがこだわってつけられた『眞』の字には、天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしいという思いが込められているそうです。慣例にとらわれることなく子供の自主性に任せるという教育方針と通じるものがある。
これは、秋篠宮さまご自身が“伝統重視”の学習院で窮屈さを感じられ、同じ思いをさせたくないと願われたゆえの方針だったのではないでしょうか。思えばこのときから、秋篠宮さまの“暗闘”が始まっていたのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)
※女性セブン2022年3月3日号