国内

天皇陛下、小室さん眞子さん結婚への踏み込んだご発言と秋篠宮家への“注文”

誕生日会見で異例の苦言を呈された(2月、東京・千代田区/JMPA)

誕生日会見で、眞子さんの質問になると会見場の空気が一変したという(2月、東京・千代田区/JMPA)

 2月23日、天皇陛下は62才の誕生日を迎えられた。これに先立ち、21日に皇居・宮殿で会見が開かれた。記者からの質問に、陛下は丁寧に言葉を紡がれた。だが、秋篠宮家の長女・小室眞子さんの結婚に質問が及ぶと、会見場の空気が一変したという。

「多くの方に心配をお掛けすることになったことを心苦しく思っています。(中略)皇室を構成する一人一人が、このような役割と真摯に向き合い、国民の幸せを願いながら一つ一つの務めを果たし、国民と心の交流を重ねていく中で、国民と皇室との信頼関係が築かれていくものと考えております」

 陛下は、ゆっくりとそう答えられた。振り返ると、昨年の誕生日会見で、陛下は眞子さんの結婚について「眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、(中略)多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と、促されていた。

「結婚は『個人の問題』ではなく『家族で取り組む問題』だと暗に指摘されました。陛下は公務に真摯に取り組んできた眞子さんを信頼されていましたから“聞く耳を持ってほしい”と願われ、それをサポートするように秋篠宮ご夫妻にも“注文”されたのでしょう」(宮内庁関係者)

 しかし昨年10月、眞子さんは結局、結婚を果たした。そして迎えた今回の会見は「眞子さんをはじめとする秋篠宮家の、皇族としての自覚の欠如を指摘しているようだ」(皇室ジャーナリスト)という見方もある。関係者らには衝撃が走ったという。

「会見でお話になる内容は、事前に陛下がかなり時間を要して考えられます。眞子さんの結婚については、踏み込んだご発言をせず、ただ祝意を述べられるという手段もあったはずです。しかし陛下はそうはなさらなかった。皇室の長として、責任を持って説明する必要があるという、陛下の強いご意志が感じられました」(前出・宮内庁関係者)

 別の宮内庁関係者の話。

「これほど強いおことばでお気持ちを表現されたのは、雅子さまのご懐妊について公式発表よりも前に報じられたときに“遺憾”とされた以来では……。本来なら、眞子さん本人の口から話すべき事柄でした。陛下ご自身に“陳謝”のような形であれほど踏み込んだご発言をさせる事態になり、宮内庁の職員は一様に反省の色を見せています。秋篠宮ご夫妻も少なからずショックを受けられているのではないか」

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン