ガーシーが手に持つ借用書を拡大すると

ガーシーが手に持つ借用書を拡大すると

 古くから東谷氏を知る関西の友人が言う。

「20代の頃は板金屋や中古車を売る仕事をしながら、毎晩のように大阪のクラブで遊んでいました。弁が立つし、ナンパもうまいけど、当時から女性を口説くことより人脈を広げることに夢中になっていましたね。休日の昼間に空いているディスコを利用してイベントを打ったり、パー券(パーティー券)を売って小遣いを稼いでいました。

 ミナミの飲食店に出入りしてロンドンブーツ1号2号の田村淳さんや島田紳助さんと面識を持つようになったあたりから、芸能界に人脈を広げていったのです」

 東京に進出後、西麻布などにバーを開くと山田孝之(38才)や佐藤健(33才)、三浦翔平(33才)ら人気俳優が入り浸るようになり、東谷氏の存在は芸能界でも広く知られるようになった。

「早急に法的措置を取ります」

 その彼がなぜ、友人たちを裏切って暴露をはじめたのか。実は東谷氏の周囲は以前から異変を察知していたという。

「主な原因は麻雀です。もともとギャンブルに目がない彼はレートの高い違法の賭け麻雀にハマり、一晩で1000万円近く負けることもあった。その穴埋めで高利の金を借りて首が回らなくなり、金銭トラブルの噂が絶えず聞かれるようになったんです。世話を焼いた芸能人から距離を置かれるようになると『あいつが俺の悪口を言っている』と苛立ちを隠さず、人間不信に陥っているようにも見えました」(前出・東谷氏の友人)

 YouTubeをはじめた東谷氏は、「手のひらを返したやつは全部さらす!」と宣言したが、一方的に暴露される芸能人はたまったものではない。

「酒癖の悪さや、ギャンブル癖、交際相手の実名に至るまで、人気俳優やアイドルの裏の顔が次々に暴かれました。影響力は予想以上に大きく、動画で取り上げられた城田優さん(36才)は出演していたCMが続々と非公開に。プライベートの写真をさらされた綾野剛さん(40才)は出演が予定されているドラマの降板危機が取り沙汰されました」(前出・芸能記者)

 そして4月7日、チャンネル登録者数が100万人を突破した記念として爆弾投下のターゲットにされたのが真剣佑だった。

「好青年の印象があるイケメン俳優の真剣佑さんですが、東谷氏は『極悪非道』と断罪し、脱税疑惑や不倫にレイプ、女性へのDV、さらに反社会的勢力とのつながりなど、彼に関する真偽不明の衝撃的なエピソードを暴露したのです」(芸能記者)

速射砲のように繰り出される東谷氏の関西弁には底知れぬ迫力があり、いかにも真実味があるように聞こえるが、真剣佑の所属事務所はこう反論する。

「東谷氏の発言には、明らかな虚偽や事実誤認、時系列の矛盾点が含まれ、犯罪行為は本人も明確に否定しています。確たる証拠のない証言には事務所として断固として抗議し、弁護士と相談した上で早急に法的措置を取ります」

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン