本人が動画で告白している通り、“イカサマ”の違法賭博などで負けが込み、東谷氏にはおよそ3億円の借金があるという。
賭け麻雀だけでなく、日本国内では違法である「カジノ」にも手を出したという。
「闇カジノなどのいわゆる違法賭博は、東京の港区、新宿区などの繁華街の雑居ビルや高級マンションの一室で秘密裏に行われ、バカラやルーレット、スロット、ポーカーなど、さまざまなゲームが用意されています。
東谷さんのケースはわかりませんが、億を超える額を失うほど負けたという話が事実なら、ポンコツ(イカサマ)にはめられた可能性は充分あります。当局の摘発が激しくなり、短期間で大きく稼ごうとする店が増え、数百万円から数千万円、場合によっては一晩で数億円スッてしまうこともある」(ギャンブル事情に詳しいライター)
「イカサマにはめられた」と東谷氏はまるで自分が“被害者”であるかのように話すが、イカサマ以前に違法賭博に手を出すこと自体が犯罪行為である。「イカサマはいけないが、賭博はいい」という考え方は、そもそも間違っている。
闇カジノの運営には、暴力団などの犯罪組織が関与しているケースが大半だ。賭博場の開帳という犯罪を巧妙に実行し、さらに、高額な金銭が飛び交う賭博場を維持することができるのは反社組織だ。
「高レートの違法ギャンブルにつぎ込むために、銀行がお金を貸してくれるはずがありません。お金がない違法ギャンブラーは、詐欺をしてお金を集めたり、賭博場を運営する犯罪組織からお金を借りるようになっていくわけです。
さらに、負けた額を払えなければ賭場の運営者や闇金に借金を負うことに。そうでもしないと3億円の借金は簡単にはつくれません。その返済のために、海外で強制的に働かされたり、犯罪行為の片棒を担がされることも少なくありません」(前出・ライター)
前述の通り、東谷氏は、反社とごく近いところにいたことは否定できないが、自分は「反社じゃない」と言う。しかし、『女性セブン』2022年5月5日号で追及した「BTSに会わせる詐欺」について、「詐欺と言われても仕方ない」と認めた東谷氏の立場はどう考えられるのか。また、違法な麻雀賭博や違法カジノに通い詰めていたことは、明確な犯罪行為である。
さらにいえば、東谷氏がYouTubeで得た利益は、違法賭博でつくった借金の返済として、反社組織に流れはしないのか──YouTubeのガイドラインには「暴力犯罪組織を称賛、宣伝、支援することを目的としたコンテンツは、YouTubeで許可されていません」と明記されている。