美智子さまのようだとの声も(1月、東京・港区)

美智子さまのようだとの声も(1月、東京・港区)

かつての美智子さまと清子さんのよう

 4月、雅子さまは立て続けに公務に臨まれた。13日には日本国際賞の授賞式に、18日にはみどりの式典に外出を伴って出席され、23日の太平洋水サミットにはオンライン出席された。いずれも、事前段階では天皇陛下だけが出席の予定になっていた。

「事前に出席を公表すると、プレッシャーを感じてしまわれるという理由だそうです。コロナ禍で公務が減り、リズムが崩れたことで体調を整えにくくなっていると聞きます。それでも、雅子さまはご体調を整えられ、短期間に複数の公務を担われることができました。それも、陛下と愛子さまの支えがあってのことです」(前出・皇室記者)

 雅子さまの療養生活は、愛子さまが誕生された2年後の2004年に始まった。その後を振り返ると、雅子さまのご体調の波は愛子さまの学校生活とリンクする面もあった。

「小学校低学年の頃には、いじめに起因する『不規則登校』があり、雅子さまが愛子さまの登校に付き添われていた時期がありました。中学時代には『激やせ』が世間の心配を集めたこともありました。学校で何が起きているかは、先生方から“又聞き”するしかない。実際の姿が見えないことが、雅子さまにとって不安につながったのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

 聡明な愛子さまはそういった雅子さまのお心の内を理解されていたのだろう。

「オンライン受講を続けられることは、雅子さまにとって安心材料ではないでしょうか。愛子さまは、雅子さまのご体調を慮って“そばにいる”という選択をされたようにも思えます」(前出・皇室記者)

 自由なキャンパスライフは“リスク”と背中合わせだ。小室眞子さんは、未成年の頃に参加したスキー部の合宿の写真が流出した。写真には、酒の瓶や缶が写り込んでいた。また、佳子さまは、校外学習時の肩が露わになったキャミソール姿が、「皇族としてふさわしくない」と騒動になった。

 愛子さまは、オンライン受講を続けている限り、そうした事態とは無縁でいらっしゃる。そうして吹き上がる“上昇気流”に乗った雅子さまには、別の期待もふくらむ。いま世界は不安定な状況下にあり、唯一無二の「中立」の立場にある日本の皇室の外交に期待が高まっている。

「なかでも、雅子さまの類い稀なる外交力への期待は別格です。愛子さまは、雅子さまが存分にお力を発揮できるよう、できる限りのことをするというお気持ちなのでしょう。かつて天皇の娘として美智子さまを支えた黒田清子さん(紀宮さま)の姿が重なります」(別の皇室記者)

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