別の宮内庁関係者は「眞子さん、佳子さまへの教育方針と、悠仁さまへのそれとの違いが原因の1つではないか」と分析する。
「秋篠宮ご夫妻は、眞子さん、佳子さまに、女性皇族としての自覚と覚悟をしっかりとお教えになりました。一方、お年を召されてからお生まれになった悠仁さまには、特に愛情深く接されてきた。“将来の天皇を預っている”という特別な思いもおありでしょう。時にそれが、“甘さ”になってしまったこともあったようです。
眞子さん、佳子さまに対しては叱責されていたことに関して、悠仁さまに対しては何も言わないというようなこともあったといいます。佳子さまは、年の離れた弟の悠仁さまのことをかわいがられていましたが、ご夫妻の態度には疑問を持たれたでしょう」(別の宮内庁関係者)
極めつきが眞子さんの結婚にいたるまでの経緯だった。
「当初秋篠宮ご夫妻は、小室さんを好青年だと評価された。ところが、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚すると、結婚反対に立場を変えられた。長い延期を経て眞子さんの結婚は成就しましたが、姉の後押しをされ続けたのは佳子さまだけだった」(前出・宮内庁関係者)
佳子さまは、2019年に「姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい」、結婚時には「2人が結婚できたことを嬉しく思っております」とコメントされた。
「結婚会見の際には極秘裏に会場となったホテルにまで向かわれたほどでした。眞子さんの結婚問題によって、秋篠宮ご夫妻と姉妹の断絶はより深いものになってしまい、同時に姉妹の結びつきはより強固になった」(前出・宮内庁関係者)
眞子さんのように、佳子さまも“自由”を手にする日は来るか。
※女性セブン2022年5月26日号