実は、結婚を経ずに秋篠宮邸を出る方法もある。例えば、三笠宮家の長女・彬子さまは、皇族のお立場のまま、京都で暮らされている。
「京都の大学に職を得られたためです。バス通勤をされるなど、すっかり御用地外での生活に溶け込まれています」(前出・別の宮内庁関係者)
また、彬子さまの母・信子さまは、ストレス性ぜんそくの療養を理由に、元宮内庁長官公邸である宮内庁分庁舎で暮らされている。佳子さまには、複数の選択肢が残されているのだ。ただし、秋篠宮邸を出ることができても、佳子さまが秋篠宮家の一員であることに変わりはない。
「独立した宮家を創設するわけではないので、新たに皇族費などの予算は組まれません。佳子さまが秋篠宮邸以外の場所に住まれる際には、秋篠宮ご夫妻が納得する理由を見つけなければならないでしょう。
加えて、秋篠宮邸は、現在多額の費用をかけて改築工事を行っています。当然佳子さまの部屋もあります。佳子さまおひとりのご意向で、その宮邸に“住まない”となると、納得しづらい国民も出てくるかもしれません」(前出・別の宮内庁関係者)
眞子さんがいないいま、佳子さままで秋篠宮邸を離れることになれば、「将来の天皇」である悠仁さまを支えるご家族はやがていなくなる。
「秋篠宮家、ひいては皇室全体にとって大きな痛手です。佳子さまはそれでも秋篠宮邸を出ることを諦めないでしょう。さながら“乱”を起こそうとされている状況です」(皇室記者)
佳子さまの願いが叶うことはあるだろうか。
※女性セブン2022年5月26日号