小室さんの母・佳代さんは、以前より眞子さんの“おめでた”に期待を膨らませていたという。眞子さんは、結婚問題を通して秋篠宮ご夫妻との心の距離を置いた一方で、佳代さんとは、渡米以降もテレビ電話で頻繁に連絡を取り合っている。
「もともと眞子さんは、女手ひとつで小室さんを育てた佳代さんに心酔しているように見えました。自慢の息子とのエピソードを繰り返し聞くうちに、眞子さんが“私も早く子供を”となるのは自然なことでしょうね」(前出・皇室記者)
不安があるとすれば住み慣れない海外での妊娠・出産だろう。アメリカでの出産費用は、東京都内の平均出産費用53万円を大きく上回り、200万円は下らないという。
お金がかかるだけでなく、言葉の問題、そして、精神的な支えについても気がかりだ。不慣れな土地での長女の出産を紀子さまはどのように見守られるのか。結婚問題で関係が変化したとはいえ、眞子さんにとって紀子さまは実の母。近くにいらっしゃれば、さぞかし心強いはずだ。
「制度上は、私的な理由のためでも海外を訪問することは可能です。ただ、いまの紀子さまは皇太子妃と同格。ただでさえ秋篠宮家への逆風が強い中で、大見得を切って日本を去った眞子さんのもとを“孫の顔を見るために”訪れるというのは現実的ではない。
公務など、別の大義名分が必要ということです。秋篠宮ご夫妻と昵懇の在ニューヨーク総領事がそれをセッティングできれば、渡米もない話ではないのでしょうが……。どうやら、秋篠宮ご夫妻の中には、“孫には会えない”というご覚悟もあるようなのです。残念ながら、『孫はかすがい』とはならないようです」(別の宮内庁関係者)
実の母が行けなければ、眞子さんには義理の母がいる。
「関係性を考えると、眞子さんにとっては紀子さまが来るよりも、自分をすべて受け入れてくれて、一般人として出産した経験のある佳代さんが来てくれた方が、ありがたいと思っているかもしれません」(前出・皇室記者)
※女性セブン2022年8月4日号