そんな大事な仕事だったにもかかわらず、東出は、またしても女性絡みで失態を犯す。昨年10月には、再び「週刊文春」に「新恋人発覚」をスクープされた。相手はインスタグラマーの20代ハーフ美女。独身となっただけに、恋人ができたこと自体は問題はなかったが、この映画の撮影中にロケ先の広島・呉市のホテルに彼女を呼び寄せて、3泊も共にしていたことまで発覚した。
「ロケ先に恋人を同伴することがそもそも不見識ですが、さらにコロナ禍での撮影にみんなで感染対策に気を使っていた中となっては、もう庇いようがなかった。一昨年の不倫発覚後に、3億円にも及んだといわれたCMスポンサーへの違約金を肩代わりしてまで救ってくれた所属事務所も、さすがにサジを投げました」(前出・芸能関係者)
結果、今年2月に所属事務所が契約解消を発表。文字通りに、全てを失ったきっかけが今作だった。
本来なら、フリー転身後の“復帰作”として、積極的にメディア露出もして映画の魅力を発信していきたいところだが、どうにもバツが悪い。
「彼にとっても苦い思い出。しかも、相手役の三浦さんは、2月まで所属していた事務所の女優。映画舞台あいさつの現場は凍り付くはず。いろんな思いが錯綜するでしょうね。しかし作品に罪はないし、かかわったすべての人のためにも、しっかりと宣伝はしてほしいですよね。何よりいい作品ですから、ここは東出さんには、割り切ってメディア露出もしてもらいたいところです」(映画配給会社関係者)
前妻の杏は、この7月、世界中の食料援助のため国連WFP親善大使に就任。近々、3人の子供を連れて渡仏する可能性もささやかれている。そうなれば、東出が子供に会える機会もほぼ無くなる。東出は仕事に励むしかないのだが……。
まずは、今作。広島で先行公開し、2023年年明けに全国で順次公開の予定だという。注目の作品であることは間違いない。