ダイヤモンド富士をご覧になり「初めて」と話された上皇陛下と美智子さま
趣味のピアノが楽しめない
美智子さまのご体調については、ふくらはぎの血栓以外にも心配される部分がある。
「指がこわばる、午後になると微熱が出るという症状が、仙洞仮御所(東京・港区)にお住まいの頃から変わらず続いています。今年7月24日にも後発白内障の手術を受けられたばかり。美智子さまもご自身のお体に対して、不安を抱えていらっしゃるでしょう」(別の宮内庁関係者)
コロナ禍以降、美智子さまは上皇陛下の感染を避けるため、外出を控えられてきた。
「仙洞仮御所にお住まいだった時期には、ご夫妻で近所を散歩されることもありましたが、ごくまれなことでした。赤坂御用地内の仙洞御所へ移られてからは上皇さまと御用地内を散策され、秋篠宮ご一家と顔を合わせることもあるようですが、それ以外はこもりきりでいらっしゃることに変わりありません」(前出・宮内庁関係者)
上皇陛下が週に2回、ライフワークである研究のために皇居内の生物学研究所へ出かけられる間も、美智子さまは仙洞御所で過ごされる時間が多い。
「白内障の手術後は読書を再開されたようですが、長年の趣味であるピアノについては、指が思うように動かないため楽しめていないようです」(皇室関係者)
この夏、那須御用邸(栃木県)や軽井沢(長野県)でのご静養に向けての調整も進められていたようだが、それも中止となった。
「皇后時代にはさまざまなところへお出ましになっていた美智子さまにとって、人とのふれあいが極端に少ない生活は相当なストレスであり、精神的な負担がかかっているはずです」(前出・宮内庁関係者)
前向きな美智子さまはそれでも、お住まいでできることで、日々を楽しまれようとされているという。しかし、そうした努力には限界もある。そこに追い打ちをかけるような「血栓症」の判明。1日も早い快復が待たれる。
※女性セブン2022年9月15日号