暴力団員と知って金を渡していたとすれば野球協約違反になる。しかし、裁判で「報道は事実」と判断されたにもかかわらず、NPBの井原敦事務局長は『(原監督は)被害者という立場。暴力団員と認識せずに会ったものと理解している』とコメントした。
「これが原辰徳という現役時代から巨人のスター選手で、WBCを制して世界一になった監督でなければ、こんな扱いで済んだでしょうか。結局、実績や人気があれば何をしても許されるという前例を作ってしまった。巨人は2019年に3度目の原監督就任を実現させてしまったが、あり得ない人事ですよ。球団も原監督の件があるから、坂本に強く出られないのでしょう。坂本自身に大きな問題がありますが、原監督を許した球団の体質が坂本を増長させた点はありますよ」(同前)
巨人はこのまま坂本に何の処分も下さずに、風化を待つのか。