眞子さんらはたくさんの護衛を引き連れ出国していった(昨年秋)

眞子さんが住むNYに、愛育病院名誉院長で産婦人科医の安達知子氏が、渡った(写真は昨年秋、空港にて)

 初めての妊娠・出産には不安がつきものである。まして、眞子さんの場合は異国の地だ。彼女の頭に「妊活」の二文字が浮かんだとき、真っ先に思い出したのが、安達氏の存在だったのかもしれない。

「総領事館には『小室家担当のスタッフ』がいるといわれています。元皇族の眞子さんにふさわしい日本人の産婦人科医の候補を挙げるとなると、秋篠宮家の“お抱え”である安達氏に白羽の矢が立つのは当然といえるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

 元皇族の眞子さんの出産となれば、万全のサポート体制が敷かれるのだろう。総領事館は、さらにリサーチをすすめているという。

「安達さんの拠点はあくまで日本ですから、長期間そばにいてもらうのは難しいのでしょう。そこで、総領事館は、信頼できるアメリカの産婦人科医にも接触を図ったそうです。例えば、幾度もVIPの日本人の出産にかかわった経験もあるA氏。積極的に講演活動も行うアグレッシブな人物です。スポーツ好きな一面もあり、とてもフランクな人柄が好かれていますよ。勤務先も、眞子さんの通う産婦人科とほど近いそうです。

 相談役の安達氏と、A氏のようなアメリカの産婦人科医を極秘出産チームとして据え、日米両面から全面バックアップをするため、総領事館は死力を尽くしているのでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

 最高峰の産婦人科に通院し、安達氏を日本から呼び寄せ、さらに、アメリカの産婦人科医にも協力を要請──出産に至るまでに、いったいどれほどの巨額費用が注ぎ込まれるのだろうか。

オプションは“必要経費”

 アメリカの採用する「出生地主義」に則れば、眞子さんがアメリカで出産するとなると、子はアメリカと日本の「二重国籍」になる。ただし、日本の現行法では、20才までにどちらかの国籍を選ばなければならない。

「アメリカ国籍を選択すれば、永住が可能です。また、子が21才になると、その親も永住権を得る資格が与えられます。永住権があれば、ビザの問題を気にすることなく、好きな仕事に就ける。世界最高峰のメトロポリタン美術館に就労を希望しているという眞子さんにとっては、まさに理想的な制度ではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)

 果たして費用はどのくらいかかるものなのだろうか。ちなみに厚生労働省によると、日本の2021年度の正常分娩の平均費用は自費で約47万円。そのほとんどは国が定めた「出産育児一時金」の制度によりカバーできる。

「眞子さんの通っているような産婦人科で出産する場合の予算は、現在のレートだと、通常分娩なら検診込みで220万円、帝王切開となると300万円が目安でしょうか。それに加えて、オプションの料金も発生するでしょう。例えば、セキュリティー万全のVIP病室に泊まったり、極秘出産チームに特別に動いてもらったりと、眞子さんの出産にはあまたの“必要経費”が発生するはずです」(前出・アメリカの出産事情に詳しい産婦人科医)

 小室さんは合格を手にした。たしかに年収は上がるのだろうが、それだけで出産費用は賄えるのだろうか。

※女性セブン2022年11月24日号

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