現役を引退したのは、結婚から2年後のこと。引退後は少しずつ、従来の明るさと爽やかさを取り戻していった。
「野球界への恩返し、野球を通じての未来づくり」を掲げて、個人会社「株式会社斎藤佑樹」を起業。高校や大学のアマチュア野球を指導する資格を取得したり、野球関連の活動と並行しながら、昨年秋からはユニクロのCMで綾瀬はるか(37才)と共演するなど、タレント活動も増やしてきた。
「喜々としてバラエティー番組にゲスト出演して、はしゃいだりするつもりはないようです。テレビ出演はトーク番組などに絞り、斎藤佑樹というブランドに傷がつかないようにと慎重です。ユニクロのCMに抜擢されたのは、その戦略が当たったともいえますね」(広告代理店関係者)
斎藤はあるインタビューで「会社経営1年目は、黒字です」と明かしている。その最中に妻の妊娠という吉報が届いたようだ。
斎藤は妊娠について、会社を通じ、こうコメントした。
「まだ実感が湧かない、というのがいまの正直な気持ちです。でも、その子に何をしてあげたらいいだろうと、ふと想像していたりします。温かく見守っていただければ幸いです」
スポットライトの強烈な光は浴びなくとも、斎藤の現在は明るい光に包まれている。
※女性セブン2023年2月9日号