国内

佳子さまの冬ファッション 流行の感覚を上手に取り入れ、飾らない装いが可憐さを引きたてる

パーカのような白のジャケットなど、全体をワントーンでコーデされた佳子さま(写真/宮内庁提供)

パーカのような白のジャケットなど、全体をワントーンでコーデされた佳子さま(写真/宮内庁提供)

 寒さの続く今日この頃。寒空の下でお出ましをされる皇族方は、防寒を充分にしながらも、おしゃれさと上品さを兼ね備えた“冬ファッション”を着こなされています。皇室ファッションに詳しい青木淳子さんの分析のもと、佳子さまのエレガントな佇まいを紐解くきます。

【解説はこの人】
歴史文化学研究者・青木淳子さん/大東文化大学、学習院女子大学、フェリス女学院大学、実践女子大学などで非常勤講師を務め、日本フォーマル協会特別講師も務める。服飾文化史などを専攻し、皇室ファッションに詳しい。

●2015年3月 伊勢神宮参拝

2015年に伊勢神宮を参拝された際の全身白のお姿

2015年に伊勢神宮を参拝された際のハットもコートも白のお姿(写真/JMPA)

 ご成年に合わせて伊勢神宮を参拝された際は、ローブモンタントの上に白のロングコートを羽織られて。

「儀式にぴったりの白色が清々しく、少し緊張された面持ちから清浄な空気感も伝わってきます。パールのイヤリングとブローチがお肌の色と相まって、美しさをも引き立てています」

●2016年1月 天皇皇后両陛下 フィリピンからご帰国お出迎え

天皇皇后両陛下をお出迎えされた際は8つの大きめボタンが並ぶベージュコート姿

天皇皇后両陛下をお出迎えされた際は8つの大きめボタンが並ぶベージュコート姿(写真/JMPA)

「赤味を帯びたベージュ系のコートは前に8つの大きめのボタンが並び、かわいらしさのあるデザイン。紀子さまもコートはブラウン、靴とバッグは黒でしたので、お母さまを見習われたのかもしれませんね。お帽子のリボンのアクセントが、ご自身のかわいらしい雰囲気とお似合いです」

●2022年12月 お誕生日写真

 パーカのような白のジャケットなど、全体をワントーンでコーディネート。

「飾らないファッションが、佳子さまのかわいらしさを引き立てています。ビッグシルエットのジャケットを合わせるなど、上手に流行の感覚を取り入れていらっしゃると思います」。

※女性セブン2023年3月2・9日号

関連記事

トピックス

大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン