共演NGの俳優もいる
父・松田優作さん(享年40)、母・松田美由紀(61才)、兄・龍平という芸能一家に生まれ育った翔太は、業界では“トラブルメーカー”として知られる節もある。
「とにかく気難しい役者として有名です。2016年の主演映画では、監督がOKを出したシーンに翔太さんが『納得がいかないから撮り直せ』と主張し、その後撮影を拒否してホテルに籠城したこともありました。こだわりが強いと言えばそうなのですが、プライドが高くナイーブな彼の性格を嫌って、共演NGを出している俳優もいると聞いています」(芸能関係者)
翔太は若い頃から素行を注意されることがあったようだ。
「中学時代は札付きのヤンキーといわれていました。母親の美由紀さんが彼の結婚式のスピーチで『翔太はヤンチャで、手のかかる子でした』とこぼすほどでした。
2007年には夕食のおかずのお肉を妹で歌手の松田ゆう姫さん(35才)と取り合った翔太さんがカッとなり、妹の顔を平手打ちした。そのまま兄妹でもみ合ううちにゆう姫さんが壁に後頭部を打ち付け、パトカーと救急車が駆けつける騒動がありました」(前出・芸能関係者)
私生活では2018年4月に大横綱・千代の富士の愛娘でモデルの秋元梢(35才)と結婚した。だが、その直後から夫婦の間には微妙な空気が漂い始めたという。
「4年ほどの交際期間を経て結婚したのち、翔太さんは“俺様気質”を隠さなくなったそうです。とりわけ翔太さんから『敬語を使ってほしい』と言われたことに梢さんが驚いたみたいで……。彼としては“夫を立ててほしい”という意味だったのかもしれませんが、梢さんは戸惑ってしまいました。それから夫婦の間にはすきま風が吹き続け、昨年には別居報道も飛び出した」(前出・翔太の知人)
ミステリアスな雰囲気で高い演技力が評価されている翔太。ストイックで天才肌な一面が、あらぬ誤解を生んでいるのかもしれない。とはいえ、今回の騒動については、彼にも言い分があるようだ。翔太の所属事務所はこう説明する。
「松田本人はトラブルではなく、航空会社のかたがたにご説明をしていた、という認識です。問題なのは、そのガソリンバーナーが新品かどうかを証明するものも手段もないことです。これは松田だけでなく多くの人が困る問題だと思います。
飛行機の遅延についても、松田はこのガソリンバーナーが機内に持ち込めるものだと丁寧に説明をし、航空会社も確認をしていたため、時間がかかったのだと思います。結果的に松田は飛行機に乗れず、何本か便を遅らせてようやく出発できました。後日、航空会社からはガソリンバーナーが返却されたと聞いております」
翔太にしてみれば、自分に落ち度はないといった思いなのだろう。これから雪山に行くのなら、ガソリンバーナーを携帯できないのは大打撃。抗議したくなる気持ちも理解できなくはない。一方、航空会社としては多くの乗客の命を預かる以上、どんな小さなリスクも見逃せない。万が一があってはいけないからだ。
コロナ禍でマスクの着用をめぐって大学職員と客室乗務員が口論になり、大学職員が逮捕された事件は記憶に新しい。いずれにせよ、飛行機に乗る以上は航空会社に従うべきというのが大勢の意見ではないだろうか。
※女性セブン2023年3月16日号