国内

天皇皇后両陛下「日本芸術院賞」授賞式にご出席 国民に自ら歩み寄る“令和流”の労い

日本芸術院賞授賞式にご登壇された両陛下

日本芸術院賞授賞式にご登壇された両陛下(写真/JMPA)

「私も少しだけ陶芸をやったことがありまして」──7月3日、天皇皇后両陛下は芸術分野で顕著な業績があった人に贈られる「日本芸術院賞」の授賞式に出席された。工芸家、詩人、能楽師といった多岐にわたる分野の受賞者に拍手を送られ、懇談時には雅子さまが冒頭のようにご自身のご経験を交えて声をかけられていた。国民に自ら歩み寄る“令和流”の労いが垣間見えた瞬間だった。

 日本芸術院会館(東京・上野)に到着されると、関係者の出迎えを受けるとともに、玄関前に集まった人々に手を振られた。

上野で手を振られる両陛下

上野で手を振られる両陛下(写真/JMPA)

 日本芸術院賞には『博士の愛した数式』などで知られる小説家の小川洋子さんら9人が選出。両陛下は登壇した一人ひとりに、にこやかな笑顔で拍手を送られた。

にこやかに拍手を送られる陛下

にこやかに拍手を送られる陛下(写真/JMPA)

 式典後、顕著な業績を残した「恩賜賞」の受賞者から説明を受けながら、作品をご覧になった両陛下。真剣な眼差しでご覧になりながら、「これからもご活躍ください」と声をかけられた。

恩賜賞の受賞者から説明を受けながら作品をご覧になった

恩賜賞の受賞者から説明を受けながら作品をご覧になった(写真/JMPA)

※女性セブン2023年7月20日号

関連記事

トピックス

志穂美悦子さん
《事実上の別居状態》長渕剛が40歳年下美女と接近も「離婚しない」妻・志穂美悦子の“揺るぎない覚悟と肉体”「パンパンな上腕二頭筋に鋼のような腹筋」「強靭な肉体に健全な精神」 
NEWSポストセブン
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《還暦で正社員として転職》ビッグダディがビル清掃バイトを8月末で退職、林下家5人目のコンビニ店員に転身「9月から次男と期間限定同居」のさすらい人生
NEWSポストセブン
鷲谷は田中のメジャーでの活躍を目の当たりにして、自身もメジャー挑戦を決意した
【日米通算200勝に王手】巨人・田中将大より“一足先にメジャー挑戦”した駒大苫小牧の同級生が贈るエール「やっぱり将大はすごいです。孤高の存在です」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された佳子さま(2025年8月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《日帰り弾丸旅行を満喫》佳子さま、大阪・関西万博を初訪問 輪島塗の地球儀をご覧になった際には被災した職人に気遣われる場面も 
女性セブン
侵入したクマ
《都内を襲うクマ被害》「筋肉が凄い、犬と全然違う」駐車場で目撃した“疾走する熊の恐怖”、行政は「檻を2基設置、駆除などを視野に対応」
NEWSポストセブン
山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン
谷本容疑者(35)の地元を取材すると、ある暗い過去があることがわかった(共同通信)
「小学生時代は不登校気味」「1人でエアガンをバンバン撃っていた」“異常な思考”はいつ芽生えたのか…谷本将志容疑者の少年時代とは【神戸市・24歳女性刺殺】
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン